FX初心者はなぜ負ける?【確率50%なのに99%の人が撤退する仕組み】

FXに限った話ではありませんが、
相場の世界に参入した人の90%以上は負け越して終わっているという噂があります。

FXの世界においては、
80%の人は勝てずに相場から去ってしまい、
20%の勝てるトレーダーであっても勝ち続けられるトレーダーは更にその中の20%もいないと言われています。

つまり、
100×0.2×0.2=4%

FX相場の世界に参入した人の96%以上は勝ち続けることが出来ていません。
少し数字を飛躍させた言い方をすれば、99%のトレーダーは勝ち続けることが出来ないわけです。

「私は99%の負け組トレーダーではなく1%の勝ち組トレーダーですから!」なんて思ったりしませんか?
私自身もFXを始めた当初は、「負けるのは負ける人の実力が足りないだけで、私は絶対に勝ち組になれる!」と思っていましたが、トレードをすればするほど、見事に資金を減らしていく99%の負け組トレーダーになっていました。

今回は、
『なぜ売るか買うか?という2択のFX相場で99%のトレーダーが負けるのか?その仕組みを解説していきたいと思います』

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買えば下がるし売れば上がる!FX業者が負けるように仕掛けてる!?

私も含めてFXトレードをやったことがある人であれば、誰もが経験したことがあると思いますが、、、

『上がると思って買ったら、その瞬間から下がっていった・・・』

『下がる!と思って売ったら、その瞬間から上がっていった・・・』

つまり、
自分がエントリーした瞬間に、
エントリー方向とは逆方向に見事に相場が動き始める・・・

「これって誰かが私の相場を監視していて、私だけ負けるように裏で仕組んでいないか?」なんて思ったことはありませんか??

確かに、
チャートの動きというのは、
パソコンやスマートフォンの中で動いているものなので、
ある意味実体があるものではありません。

そうなれば、
疑ってしまうのが人間で
裏で操作している人が存在するのではないか?」と・・・

ただ、
結論から言ってしまえば、
FX業者が裏で為替相場の価格レベルを操作しているわけではありません。

なぜ、
『買った瞬間に価格が下がっていくのか?』

『売った瞬間に価格が上がっていくのか?』

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ここに対する一つの結論として、

『FXトレード初心者にとっての買い場はプロにとっての絶好の売り場』

『FXトレード初心者にとっての売り場はプロにとっての絶好の買い場』

ということなのです。

意味が分かりますでしょうか?

FXのチャートをインジケーターを活用して一生懸命分析し、
「ココがエントリーポイントだ!」「次は絶対勝てる!」と自信をもってエントリーしたポイントは、
プロのトレーダーたちからすると、「初心者FXトレーダーたちはココで買いを入れるだろうから、逆に売りを入れて利益を出そう」と考えるわけです。

まぁ、
まずは難しい話を抜きにして以下だけ理解しておいてください。

FX相場は業者が意図的に初心者が負けるような仕組みを作っているわけではなく、
初心者トレーダーのエントリーポイントをプロに見抜かれてしまっている。
ということなのです。

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勝てる確率50%と99%の人が負ける不思議

とは言え、
初心者のFXトレーダーが全員負け続けているか?というと違います。

確かに、
勝てるトレーダーとなる人数は少ないですが、
一定数、初心者から勝てるトレーダーの仲間入りをする人はいます。

『ほとんどの人は負ける・・・』と聞くと、
FXトレードはやめておこうかな・・・と考えがちですが、
リスクがある分、FXには他にはない非常に大きなリターンを得られる可能性があります。

しかも、
宝くじのように
自分の力は一切関係なく運任せで巨額の富を得ようとするギャンブルではなく、
技術を高めていくことで到達する世界でもあります。

この技術を手に入れることが出来ると、
3万円を3億円にしたり、100万円が50億円に!などということも可能になる世界なのです。

とは言え、
やっぱり不思議に思いませんか?

『買う』か『売る』という究極の2択ゲームなのに、
なんで99%ものトレーダーが勝ち残れないのだろうか?と。

単に買う/売るという50%のゲームであれば、
勝者が50%で敗者が50%という半分に分かれるのではないか?と。

この後は、
ここの理由について詳しくお話していきたいと思います。

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FXという二択ゲームで資産が減っていく理由

FXは、
冒頭でもお話したように
相場に参加した人の99%は早かれ遅かれ最終的には相場から去っていきます。

勝率50%のはずのFX相場で、
99%以上の人は退場していく。

この確率論的に考えるとイマイチ腑に落ちない状況をもう少し突っ込んで考えていきたいと思います。

これからの話の前提として、
【確率の収束】【プロスペクト理論】があります。

難しいと思わずに読み進めていただければと思います。

まず、
【確率の収束】について。

簡単に言えば、
『回数を増やせば増やすほど、決められた確率に近くなっていく』ということ。

例題を示しますと、
1回じゃんけんをした場合、”あいこ”を抜きにすると50%の確率で勝てます。(逆に言うと50%の確率で負けます)

勝つか負けるかしかないので、勝てる確率は1/2で50%ですよね?

ここで、
じゃんけんを10回繰り返したとします。

確率だけで考えると、
5回勝って5回負けるというのが正しい姿ということになります。

ところが、
10回程度だと、
キレイに5勝5敗になることの方が少ないですよね?

3勝7敗とか、4勝6敗とか。

ここで、
【確率の収束】が出てきます。

10回程度の少ない回数であれば、数字はまだバラツキますが、
100回、1000回とじゃんけんを繰り返していけば、基本的には勝率50%の限りなく近づく。というのが【確率の収束】になります。

当然、
10000回、10万回と繰り返した方が、その確度はより高くなります。

ここからFXに話を結びつけると、
チャートを分析したりファンダメンタル情報など見ずに
適当にエントリーをしたとしても、100回、200回、300回とエントリーを重ねていけば、
基本的には勝率50%に近づくというのが【確率の収束】なのです。

適当なエントリーをしても勝率50%にはなるのに、
なぜ99%ものトレーダーが退場させられてしまうのか?

気になりますよね。

これを説明するために、
次の【プロスペクト理論】についてお話したいと思います。

【プロスペクト理論】は、
元々、行動経済学という分野においてダニエルカーネマン氏が生み出したわけですが、
その理論を長々とお話しても分かりにくいでしょうし、意味がないので、簡単にお話したいと思います。

【プロスペクト理論】とは?を一言で言いますと、
『人間は理屈を抜きに、損失を回避したがる生き物』ということなのです。

より、
FXに関連したお話をしたいと思います。

先ほどの【確率の収束】でお話したように
適当にエントリーをしても勝率は50%に近づきます。

ですから、
勝った時1万円の利益が取れるように利食いラインを決め、
負けた時は5千円の損失で確定できるように損切ラインを決めさえすれば、
エントリー回数を重ねれば重ねるほど利益が増えていくと思いませんか?

10回エントリーして、5勝5敗だとすると・・・

1万円×5+▲5千円×5=+25000円

100回だとこれが10倍になるだけなので、+25万円。
1000回だと100倍で+250万円。

立派な利益ですよね?

ですが、
このような結果になる人はほとんどいません。

その原因が、
プロスペクト理論というわけです。

このプロスペクト理論をよりFXに近づけて説明しますと、
99%の人は早すぎる利食いをしてしまい、損失確定が遅くなる』ということなのです。

つまり、
損小利大トレードを繰り返すことが出来れば、利益が積み増していくはずのところで、
プロスペクト理論によって損大利小トレードになってしまうのです。

理屈だけ考えれば、
「なんで利益を伸ばせないんだよー待てば良いだけだろー」と思ってしまいますが、
プロスペクト理論がそうはさせてくれません笑

FX相場の実際の数字で考えてみましょう。

最初にドル円で1ロット(10万通貨)の買いエントリーをしたとします。

スプレッドの数字にもよりますが、
基本的にはココでマイナススタートになることは確定です。

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▲1500円

この後の数字の変化を見ていてください。

▲2000円

▲3800円

▲2500円

▲900円

▲400円

+500円

はい。
まず、この500円で利食いしてしまう人がいます。
10000円の利益確定をしようと思っていたのに、含み損が増えていく恐怖をリアルタイムで見ていたので、
少ない利益とは分かっていながらも、再び大きな損失になることを恐れて、少ない利益を利確してしまったわけです。

数字の変化の続きを見ていきましょう。


+900円

+2000円(→利確したくなるけど我慢)

+3900円(→めちゃくちゃ利確したくなりますよね)

+5100円(→もういいんじゃない?とささやく自分が現れます)

+3300円(→ほら5100円で利確しておけば良かったのに・・)

+1700円(→え?大丈夫?次3000円くらいに行ったら利確したいかも・・・)

+800円(→損失怖いから利確!! という人もいるでしょう)

▲500円(→ほら言ったやーん)

▲2000円(→もー最悪・・・)

▲4200円(→ダメだこりゃ・・・)

▲6300円(→5000円での損切も8000円での損切も変わらないでしょ・・・)

▲4800円(ちょっとでもいいから戻してくれ!!!!)

▲2800円(え?神!!もっと戻せーーーーー)

▲1200円(よっしゃー来たんちゃう?)

▲200円(来た来た!!!)

+300円(よっしゃープラ転!!利確やーーーー!)

 

この数字の変化と、
右側に書かせていただいたコメント(心情)を見て
どう思われましたか??

私もこんなトレードしているなぁ・・・と思われた方や、
このトレーダーはアホやなぁ・・・と思われた方がいるでしょう。

ですが、
これこそが【プロスペクト理論】なのです。

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損失を回避したがる人間という生き物のストレートな反応なんですよね。

私も過去は、
こんなトレードを繰り返していましたからよく分かります。

ハッキリ言いますが、
負けるトレーダーや勝てるけど勝ち続けられないトレーダーは、
99%上記のような損大利小トレードを行っていると思います。

一回のトレードで大損したり借金地獄になるようなトレーダーは、
自分の資金量とロットのコントロールが出来ていないというエントリー以前の問題でもあるわけですが、
それ以外のハイレバレッジでエントリーしているわけでもないのに、勝てない/資金が増えない。というトレーダーは、
ほぼ上記のようなトレードを繰り返してしまっているのではないでしょうか?

これこそが99%のトレーダーが負ける仕組みなのです。

とは言え、
FX相場に参入する人の99%が負けたいと思って始めているのではなく、
間違いなく勝ちたい!資産を増やしたい!と思ってFXを始めるわけですよね。

ということは、
負けるトレーダーの状況や仕組みを知るだけでは不十分なわけで、
プロスペクト理論は分かったけど、どうやってこのプロスペクト理論を打破するのか?

もっと言うと、
プロスペクト理論を打破した先に、
どうやって利益を積み上げていくのか?ここが一番気になるところじゃないですか?

ということで、
プロスペクト理論を回避する方法やFX市場で利益を積み増すための方法論については、
別記事で触れていきたいと思います。

早く教えて!というコメントを頂けば
より急いで方法論等の記事を仕上げていきたいと思いますので、
お気軽にコメントいただけますと幸いです。

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